精密機器であるスマートフォンは、パソコンのような冷却ファンを搭載していません。そのため、内部で発生した熱は金属フレームや背面パネルを通じて外部へ逃がす構造になっています。本体が温かくなること自体は放熱が機能している証拠でもありますが、「触れ続けられないほどの熱さ(45度以上)」に達している場合は異常事態です。
スマホの発熱を放置する危険性は極めて高く、基板上の半導体チップに致命的なダメージを与えかねません。端末の保護機能(サーマルスロットリング)が働いて画面が暗くなったり動作が極端に重くなったりするほか、最悪の場合は電源が二度と入らなくなる文鎮化や、基板の歪み・データ破損を引き起こします。頻繁に警告画面が出る状態は、明らかな故障の前兆と捉えるべきです。