本土から小豆島へ渡るフェリー航路の選択は、旅の成否を握る極めて重要な分岐点です。小豆島には6つの港(土庄港、池田港、草壁港※休止中、内海港※定期旅客なし、坂手港、福田港、大部港)があり、出発地と持ち込み車両の有無によって利便性が大きく異なります。
- 高松港〜土庄港/池田港(四国側起点):本数が最も多く(高松〜土庄間は1時間に約1便)、観光の拠点にしやすい主要ルート。高速艇も就航しているため、車なしの身軽な旅にも最適。
- 新岡山港〜土庄港(中国・山陽側起点):岡山方面からのアクセスに便利で、フェリーとバスのお得な連絡切符も設定されています。
- 日生港〜大部港(山陽側最短ルート):航路時間が約60〜70分と短く、寒霞渓の北側に位置するため、大部港から寒霞渓山頂へのアクセス距離が短い穴場ルートです。
- 姫路港〜福田港(関西・兵庫起点):関西圏のマイカー利用者にとって定番。福田港から寒霞渓までは車で約25分と好立地。
- 神戸港〜坂手港(ジャンボフェリー):夜行便や早朝便があり、関西から朝一番に小豆島へ乗り込みたいアクティブ派に圧倒的支持を得ています。
秋の紅葉ピーク時における最大の盲点は「フェリーの車両積載枠の早期満車」です。人間だけの乗船であれば予約なしでも乗れるケースが大半ですが、車を載せる航送は事前予約枠が数週間前に埋まることも珍しくありません。マイカーを持ち込む場合は早期の予約を完了させるか、本土側港の駐車場に車を預け、島内ではレンタカーや路線バス・タクシーを活用する「パーク&ライド方式」への切り替えを検討することがトラブル回避の鍵となります。