衝撃的なデータが発表されたのは、権威ある学術誌『米国科学アカデミー紀要』でのことだ。研究を率いたコロンビア大学のナイシン・チエン博士らのチームは、市販されている主要ブランドのボトルウォーターを分析し、水1リットル中に平均して約24万個ものプラスチック微粒子が含まれていることを突き止めた。
過去の推計値を最大で100倍も上回るこの数値は、世界中に大きな波紋を広げた。私たちが「純粋で清潔」と信じて疑わなかった水の中に、これほどまでに大量の異物が潜んでいたという事実は、現代社会における飲用水のあり方に根本的な疑問を投げかけている。