米菓メーカーとしての播磨屋本店を語る上で欠かせないのが、前社長であり独特の思想を世に問い続けた播磨屋助次郎の存在である。彼は単なる実業家の枠に収まらず、環境問題や人類の未来に向けた独自の提言を全国紙の全面広告や街頭大型宣伝車を通じて発信し続けてきた。
中でも象徴的だったのが「皇の時代プロジェクト」と銘打たれた一連の活動だ。時代の転換期における人間の生き方や社会のあり方を説いたこの主張は、顧客に配布される機関紙『播磨屋通信』を通じても熱心に語られてきた。今回噂された告知の背景にも、こうした伝統的な思想活動の新たな展開が含まれているのではないかという推測が根強く存在する。