こうした隠れた糖分の恐怖を分かりやすく可視化し、世界的な話題を呼んだのが映画『あまくない砂糖のしらべ』(原題:That Sugar Film)だ。監督自らが「一見ヘルシーに見えるシリアルやヨグルト、清涼飲料水」だけを60日間食べ続け、体重増加だけでなく内臓脂肪の急増や気分の浮き沈みをリアルに記録した。このドキュメンタリーは、現代人がどれほど無意識に加工食品から糖分を摂取しているかを如実に物語っている。
最近ではNetflixなどの動画配信プラットフォームを通じて、食の安全や生活習慣病を扱ったドキュメンタリーが世界中で視聴され、消費者の意識を一変させつつある。従来の「脂質悪玉説」から「精製糖・異性化糖リスク」へのシフトは、栄養学・予防医学の最前線だけでなく、一般消費者の間でも確実に定着し始めている。