なぜこれほどまでに日本人の生活に馴染むのか。その理由は、両国のクリエイターによるコラボレーションの増加にも見て取れる。日本のイラストレーターや陶芸家がソウルのブランドと共同開発するケースが急増しているのだ。
ソウルを拠点に活動するプロダクトデザイナーのキム・ミンジュ氏はこう語る。「日本の引き算の美学と、韓国の持つエモーショナルな色彩感覚は、非常に相性がいい。お互いの文化が混ざり合うことで、どこにもなかった新しいプロダクトが生まれている」。互いのカルチャーをリスペクトし合いながら生み出されるプロダクトは、国境を超えた普遍的な美しさを備えている。