だが、お得感の真髄は単なる「液体の量」だけには留まらない。本誌が独自に追跡した最大のポイントは、抽出されるエスプレッソのショット数と濃度の関係性だ。ここには一般にあまり知られていない、サイズごとのレシピの差が存在する。
スターバックスのラテメニューにおいて、トールサイズに含まれるエスプレッソは1ショット(約30ml)である。しかし、グランデサイズに昇格すると、エスプレッソは2ショット(約60ml)へと倍増する。全体量に対するエスプレッソの含有比率を比較すると、トールサイズでは約8.5%にとどまるのに対し、グランデサイズでは約12.7%まで跳ね上がる。つまり、グランデは単にミルクが増えているのではなく、コーヒーとしてのコクやカフェインの満足感が格段に高いのだ。より本格的なエスプレッソの風味を味わいたいなら、迷わず後者を選ぶべきである。