イワシのパイは本当にまずい?英国名物スターゲイジーパイの真相

イワシのパイは本当にまずい?英国名物スターゲイジーパイの真相

イワシのパイは本当にまずい?英国名物スターゲイジーパイの真相について知っておくべき 注意点を厳選して解説いたします。

Q1:スターゲイジーパイの魚の骨や頭はそのまま食べるのですか?
A1:基本的に頭部や太い中骨はダシ・風味出しとしての役割が強く、食べる際は頭や太い骨を避けて身とパイ、ソースを一緒にすくって食べるのが一般的です。ただし、小ぶりのイワシを圧力鍋で下処理したりじっくり焼き上げた場合は、柔らかくなった骨ごと楽しむことも可能です。

Q2:生のイワシではなくオイルサーディン缶でも作れますか?
A2:はい、市販のオイルサーディン缶を使えば手軽に美味しいフィリングが作れます。ただし頭が付いていないため、ビジュアルのインパクトを再現したい場合は、生の丸イワシ(生鮮品)を使用することをおすすめします。

Q3:なぜ英国料理は「見た目が奇妙」「まずい」と言われがちなのですか?
A3:産業革命期の都市化による伝統的な家庭料理の断絶や、素材の味をそのまま活かしてテーブル調味料(塩・ビネガー)で各々が味を調える食文化の違いが背景にあります。しかし、スターゲイジーパイのような地方の伝統郷土料理は、地域の風土と歴史に根差した極めて完成度の高い調理技術に基づいています。

Q4:コーンウォール現地以外でもイギリス全土で日常的に食べられていますか?
A4:日常食ではなく、主にコーンウォール地方の伝統行事(12月23日のトム・バーコック・イブ)に合わせて食べられる特別な祝祭料理です。ロンドンなどの大都市では、モダンブリティッシュを掲げるガストロパブがイベント時に復刻提供することが主流となっています。

中村 さくら
著者

中村 さくら

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。