勿忘草の花言葉に怖い意味はある?悲劇の真相と色別の意味を徹底解明

勿忘草の花言葉に怖い意味はある?悲劇の真相と色別の意味を徹底解明

勿忘草の花言葉に怖い意味はある?悲劇の真相と色別の意味を徹底解明について知っておくべき 理由を厳選して解説いたします。

勿忘草の象徴性は、中世ドイツに伝わる哀話「ドナウ川の悲劇」に端を発します。この伝説に登場する若き騎士ルドルフと、その美しい恋人ベルタの物語こそが、世界中で語り継がれる花言葉の源流です。

ある日の夕暮れ、二人がドナウ川の岸辺を散策していた際、ベルタは急流の岸壁に咲く見慣れない青い花を見つけ、その美しさを称賛しました。騎士ルドルフは愛する人のためにその花を手に入れようと急斜面を降りますが、足元の岩が崩れ、鎧の重みも災いして激流に呑み込まれてしまいます。死を悟ったルドルフは、最後の力を振り絞って摘み取った青い花を岸辺のベルタめがけて投げ、次の一言を叫びながら水底へと姿を消しました。

「Vergissmeinnicht!(僕を忘れないで!)」

遺されたベルタは生涯その花を髪に飾り、愛するルドルフの魂を追悼し続けました。この叫び声がそのままドイツ語の植物名となり、14世紀頃に英語圏へ渡って「Forget-me-not」と直訳されます。日本には明治時代に渡来し、植物学者の川上滝弥氏が1890年代に「勿忘草(ワスレナグサ)」と訳語を充てたことで定着しました。学名の「Myosotis(ミヨソティス)」はギリシャ語で「ネズミの耳」を意味し、小さく丸みを帯びた葉の形状に由来しています。

阿部 裕樹
著者

阿部 裕樹

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。