Q1:50メートル走の世界記録は現在何秒ですか?
A1:世界陸連(World Athletics)が公認する男子室内50メートル走の世界記録は、ドノバン・ベイリー(カナダ、1996年)とモーリス・グリーン(アメリカ、1999年)が記録した「5秒56」(電気計測)です。女子の公認世界記録はイリーナ・プリワロワ(ロシア、1995年)による「5秒96」です。
Q2:ウサイン・ボルト選手の50メートル「5秒47」はなぜ世界記録にならないのですか?
A2:2009年ベルリン世界陸上の男子100メートル決勝(9秒58の世界記録)において、バイオメカニクス分析用ハイスピードカメラが計測した「スタートから50メートル地点までの途中通過タイム」だからです。50メートル走単独の室内公認ルールに基づく判定ではないため、公式世界記録としては公認されません。
Q3:高校野球や学校の体力測定で5秒7や5秒8が頻出するのはなぜですか?
A3:学校や屋外グラウンドでの測定が「手動ストップウォッチ」によるものだからです。人間の目視から指先への押下には約0.2〜0.3秒の遅れが生じ、さらにゴール前の先行停止が重なることで、完全全自動の電気計測と比べて0.3秒〜0.5秒以上タイムが速く出てしまう誤差(計測インフレ)が最大の要因です。
Q4:50メートル走の日本記録は何秒ですか?
A4:男子の公認日本記録は朝原宣治選手が2002年にフランスで樹立した「5秒75」(室内)です。女子の公認日本記録は小西恵美子選手が1985年に記録した「6秒47」(室内)であり、両記録ともに現在まで破られていません。