従属接続詞とは?等位接続詞との違いや見分け方を例文で徹底解説

従属接続詞とは?等位接続詞との違いや見分け方を例文で徹底解説

従属接続詞とは?等位接続詞との違いや見分け方を例文で徹底解説とはどのようなものなのか? 専門的な分析を丁寧に紐解いて紹介します。

予備校やオンライン英語学習の現場で集計された質問データや受講者のつまずきパターンを分析すると、従属接続詞には多くの人が共通して引っかかる「3つの罠」が存在します。

トラップ1:that の役割混同(接続詞 vs 関係代名詞 vs 同格)

最も質問が多いのが「that」の判別です。接続詞の that の後ろには「完全な文(S・V・Oなどが揃っている文)」が続きます。これに対し、関係代名詞の that の後ろは主語や目的語が欠けた「不完全な文」になります。この「後ろの完全性」をチェックするだけで、文構造の取り違えはゼロになります。

トラップ2:「時・条件を表す副詞節」では未来のことでも現在形

TOEICや大学入試で頻出する文法項目です。「If it rains tomorrow, I will stay home.」のように、主節は未来(will)であっても、if や when がつくる副詞節の中では will を使わず現在形にします。ただし、that や whether、または「明日雨が降るかどうか分からない」という名詞節の if の中では、未来のことは通常通り will を使います。名詞節と副詞節の識別がここでも直結します。

トラップ3:because と so の二重使用(日本人特有のエラー)

日本語の感覚で「〜だから、なので…」と言おうとして、「Because it rained, so I stayed home.」と書いてしまうミスが頻発します。1つの文に接続詞は1つで足りるため、because か so のどちらか一方しか使えません。

【プロの結論】認知言語学から導く「接続詞を体得できる人・挫折する人」の分岐点

文法学習で挫折する学習者は、接続詞を「日本語の訳語」として暗記しようとします。しかし、英語を母語とする話者の認知プロセスにおいて、従属接続詞は「後ろにどんな情報が来るかを予告する道路標識」として機能しています。

「Because」が聞こえた瞬間に脳内で「あ、これから原因の説明が来るな」と身構え、「Although」が来たら「逆の展開が来るな」と予測する。この「情報の予告シグナル」として接続詞を捉えられるようになると、返り読みが劇的に減り、ネイティブと同じスピードで英語を処理できるようになります。

中川 明日香
著者

中川 明日香

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。