108本のバラを注文するにあたり、最も直面しやすい現実が「物理的なボリューム」と「金銭的コスト」です。生花市場の流通データおよび主要フラワーショップの価格帯を調査すると、一般的な生花のバラは1本あたり350円〜600円程度が標準相場となっています。
最高品質の国産大輪品種(アマダ、サムライ08など)や、茎の長さが60〜70cmを超えるロングステムを指定した場合、1本あたり800円〜1,000円を超えるケースも珍しくありません。これに大型ラッピング代、保水処理費、特大配送専用箱の資材代が加算されます。
結果として、108本の花束の全体予算は45,000円〜85,000円前後が中央値となります。なお、クリスマスシーズン(12月)やバレンタイン(2月)、母の日前後(5月)は生花市場全体の競り値が高騰するため、通常期よりも2〜3割程度価格が上昇する傾向にあります。
また、見落とされがちなのが「物理的なサイズと重量」です。大輪の赤バラ108本に下処理を施し、切り口に給水ゼリーやエコゼリーをたっぷりと含ませて幾重にもラッピングを施すと、総重量は約5.5kg〜7.0kgに達します。これは2リットルのペットボトル3本分を片腕で支える負荷に相当します。花束の直径は約50〜60cm、長さは60〜70cmに及び、成人女性が正面から抱えると上半身が完全に隠れるほどの迫力となります。