多くの独学者が最大の壁として直面するのが「科目Bのアルゴリズムとプログラミング」です。過去問道場にも科目Bの公開問題やサンプル問題は掲載されていますが、問題数に限りがあり、解説を読んでも根本的なコードの読み解き方が身につきにくい側面があります。
科目Bを短期間で攻略するためには、「トレース(プログラムの変数の変化を手書きで書き出す作業)」の作法を体得することが欠かせません。頭の中だけで処理を追おうとすると、ループ処理や条件分岐の途中で必ずケアレスミスが発生します。
そのため、科目Bに関しては過去問道場だけに依存せず、定評のある市販の専門参考書を1冊手元に置く戦略が極めて有効です。
・『出るとこだけ!基本情報技術者[科目B]』(翔泳社):文系初学者でも理解しやすいよう、疑似言語の文法からトレースの具体的な書き出し手順までステップバイステップで解説されている定番書。
・『情報処理教科書 出るとこだけ!基本情報技術者 テキスト&問題集』:科目A・Bを網羅的に押さえつつ、要点を無駄なく学習したい独学者に選ばれている一冊。
まずは参考書で疑似言語のパターンを20〜30問ほど紙とペンを使って丁寧に解きほぐし、トレースの手順が身についた段階でIPA公開のサンプル問題や過去問道場の問題に挑むのが最短ルートです。