主演だけでなく監督・脚本にも挑んだ『劇映画 孤独のグルメ』の大規模なプロジェクトを経て、表現者として新たな境地に達した松重豊。激動の日々を駆け抜けた今も、妻との絆は深まる一方だ。ふたりの子どもは既に独立し、現在は夫婦水入らずの穏やかな時間を大切に過ごしている。
早朝の散歩を共に楽しみ、松重の趣味である園芸やレコード収集に妻が付き合うこともある。お互いに無理をせず、干渉しすぎず、それでいて相手への感謝を言葉にして伝える。長い歳月を共に戦い抜いてきたふたりの空気感は、円熟した大人のパートナーシップの理想形そのものだ。