一方で、歴史あるジュエリーブランドが手掛ける象徴的なケースの存在感も無視できない。創業者チャールズ・ルイス・ティファニーが考案し、今や幸せの象徴となったティファニーのコマドリの卵色のボックスは、世代を超えて女性たちの憧れであり続けている。名作映画『ティファニーで朝食を』に象徴されるストーリー性は、受け取る側に特別な高揚感を与える。
また、カルティエを象徴する深紅のゴールランド模様のケースが放つ格調高さも、揺るぎない信頼と誠実さを物語る。最近では、持ち運び時はスマートな専用薄型ケースを使い、指輪を受け取ってもらった後に自宅やホテルで本来のブランドボックスに納め直して手渡すという二段構えの手法をとる人も多い。