SNSや知恵袋、チケット掲示板に寄せられるファンのリアルな声を集約すると、値上げに対する受け止め方は二極化しつつも、現場の満足度は高い水準を維持しています。
「昔のように1ツアーで5回も6回も遠征するのは金銭的に厳しくなった。遠征費とチケット代を含めると1回で5万円以上飛ぶため、エントリーする会場を厳選せざるを得ない」(20代・女性会社員)という切実な声がある一方、価格相応のステージクオリティを評価する意見も目立ちます。
「海外アーティストの来日公演が2万円〜3万円を超える中、3時間近くあれだけの巨大セットと特効を使って1万円前後というのは、エンタメのコストパフォーマンスとしてはむしろ破格。値上げしてでも本人たちの待遇改善や安全な演出に充ててほしい」(30代・公認会計士兼ファン)
現場取材でも、1万円の大台に乗ったことでファンの「1公演に対する集中度・期待値」が高まり、単なる消費から「特別な体験価値」へとライブの位置づけが変化している様子が見受けられます。