2020年代前半に急増したから揚げブームの淘汰を経て、2026年現在のから揚げ専門店は「本物の実力派」だけが生き残っています。生き残った名店に共通するのは、秘伝のタレ漬け込み時間と衣のブレンド比率への徹底的なこだわりです。冷めても肉汁が閉じ込められ、翌日のお弁当に入れても油臭くならない独自製法が支持されています。
同時に、中食市場で静かなブームを巻き起こしているのが近くの焼き鳥テイクアウトです。フライヤーで揚げるフライドチキンやから揚げに対して、炭火焼き鳥は「高タンパク・低脂質・低糖質」という健康志向の追い風を受けています。
スーパーの惣菜コーナーとは一線を画す専門店では、遠赤外線効果でじっくり焼き上げた「もも」「ねぎま」「レバー」が1本単位から持ち帰り可能です。仕事帰りにスマートフォンから注文を入れておき、駅直結のテイクアウト窓口で焼き立てを受け取るスタイルが、単身世帯や共働き世帯の夕食シーンに完全に定着しました。