宮崎駿監督作品をはじめとするスタジオジブリの真骨頂といえば、自らの足で運命を切り拓くヒロイン像と、彼女たちを支え共に歩む魅力的な男性キャラクターの存在です。
歴代ヒロインの系譜を紐解くと、『風の谷のナウシカ』のナウシカが示した「慈愛と指導力」から、『天空の城ラピュタ』のシータが見せた「気品と芯の強さ」、そして『千と千尋の神隠し』の荻野千尋が体現した「日常から非日常を生き抜く逞しさ」へと、時代に応じた少女の成長が鮮やかに描かれてきました。単に守られるだけの存在ではなく、自らの意思で決断を下す姿が、見る者に時代を超えた勇気を与えています。
一方、男性キャラクター陣においては、凛とした佇まいでファンを魅了する正統派イケメンが目立ちます。特にアシタカの気高い武士道精神や、ハウルの脆さと情熱、そして『耳をすませば』で多くの若者の憧れとなった天沢聖司の一途な情熱は、今なお色褪せない名キャラクターの代表格です。