藤原啓治さんが命を吹き込んだキャラクターは、コミカルな日常劇から重厚なファンタジー、ハリウッド大作まで多岐にわたります。代表的な役柄を振り返ると、その演技の幅広さに改めて驚かされます。
『クレヨンしんちゃん』野原ひろし
藤原さんの代名詞とも言えるキャラクター。足が臭く普段はだらしなく見えながらも、家族を命がけで守る父親の姿を温かみあふれる芝居で表現し、日本中の理想の父親像を作り上げました。
『アイアンマン』『アベンジャーズ』トニー・スターク
ロバート・ダウニー・Jr.が演じる天才実業家の吹き替えを担当。皮肉屋でありながら脆さと高潔さを抱えるトニーの魅力を完璧に日本語で再現し、「吹き替えでなければ成立しない」と絶賛されるほどのハマり役となりました。
『鋼の錬金術師』マース・ヒューズ
普段は親バカで陽気な軍人でありながら、鋭い洞察力と深い愛情を持つ男。彼の最期のシーンで見せた迫真の演技は、多くのアニメファンの胸に刻まれています。
『HUNTER×HUNTER(第2作)』レオリオ
情に厚く熱血漢な医者志望の青年。泥臭くも真っ直ぐなキャラクター性を躍動感たっぷりに熱演しました。
『キングダム ハーツ』シリーズ アクセル
「記憶したか?」の決め台詞でおなじみのキーキャラクター。クールな立ち振る舞いの裏にある切ない感情の機微を巧みに表現し、ゲームファンから圧倒的な支持を獲得しました。