神様の数え方はなぜ「柱」なのか?意外な由来と神仏の違いを徹底解説についての疑問解決ガイドをご紹介します。
日本の多神教文化だけでなく、世界の宗教や具体的な信仰対象ごとにどのような数え方が存在するのかを比較・整理しました。
■ 宗教・信仰対象別の助数詞比較
対象助数詞(数え方)解説・具体例神道の神様柱(はしら)天照大御神をはじめとする八百万の神々(1柱、2柱)仏教の仏様(信仰)尊(そん)阿弥陀如来、観音菩薩など尊崇の対象(1尊、2尊)仏像(造形物)躯(く)、体(たい)寺院に安置された立体像(1躯、2躯、1体)キリスト教の神位(い)、柱(はしら)「父と子と聖霊」の三位一体を表す際は「3位」。日本語訳聖書や一般的な神の単位としては「1柱」や「1神」と表記されることもある。一神教のため通常は単に「神」と呼ぶ。七福神柱(はしら)、柱・神恵比寿、大黒天、毘沙門天、弁財天、福禄寿、寿老人、布袋の「7柱の神々」御神体(依代)面、振、座、体など御神体の形状に応じた助数詞(鏡=面、剣=振、勾玉=連、御神山=座)
神社に鎮座する御神体の数え方は、その物質的な形状に即した助数詞が用いられます。三種の神器に代表されるように、鏡は「1面(いちめん)」、刀剣は「1振(ひとふり)」、神が宿る山そのものは「1座(いちざ)」と数えるのが習わしです。
また、お正月の縁起物として親しまれる七福神の数え方は、神仏習合の神々(神道、仏教、道教、ヒンドゥー教の集合体)ですが、日本の神社の枠組みでお祀りされることが多いため、基本的には「7柱(ななはしら)」と数えるのが最も格式高い表現です。