家に出た羽アリは危険?シロアリとの見分け方と絶対に避けるべき対処法

家に出た羽アリは危険?シロアリとの見分け方と絶対に避けるべき対処法

家に出た羽アリは危険?シロアリとの見分け方と絶対に避けるべき対処法に関する知りたいポイントを徹底的にまとめました。今すぐチェックことができます。

ある日突然、数百匹から数千匹もの羽アリが部屋の中や庭先を埋め尽くすように飛び交う現象を、専門用語で「群飛(スウォーム)」と呼びます。突如として湧き出たように見えるため、「どこからか急に飛来してきた」と思われがちですが、実態は異なります。

シロアリのコロニー(巣)は、女王と王を中心に数万〜数百万頭規模で構成されています。巣が成熟し、個体数が限界値に達すると、次の世代の女王と王となる生殖虫に羽が生え、新しい巣を作るために一斉に飛び立ちます。つまり、室内で大量発生したという事実は、すでに床下や柱の中に巨大な巣が数年単位で育ち切っている証拠に他なりません。

日本国内で住宅被害をもたらす主要なシロアリには明確な発生時期と時間帯のパターンがあります。

  • ヤマトシロアリ(北海道北部を除く日本全国に分布):
    発生時期は4月下旬〜5月下旬。雨が降った翌日の晴れた昼間、気温が20℃を超えて湿度が高くなった時間帯(10時〜14時頃)に一斉に飛び立ちます。
  • イエシロアリ(神奈川県以西の太平洋沿岸部、温暖な地域に分布):
    発生時期は6月上旬〜7月中旬。蒸し暑く風のない夕方から夜間(18時〜21時頃)にかけて電灯などの明かりに集まる性質(走光性)を持ち、極めて加害スピードが早く被害規模も甚大です。
  • アメリカカンザイシロアリ(外来種・全国各地で点在発生):
    発生時期は6月〜10月頃と長期にわたり、日中の乾燥した時間帯に少数がパラパラと飛び立ちます。木材の水分を必要とせず、天井裏や家具の木部からも直接侵入・加害します。
中島 亮太
著者

中島 亮太

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。