過酷な闘病生活を語るうえで欠かせないのが、最愛の妻と子供たちの存在です。実は、GISTの告知を受けた当時、相島一之は現在の妻と交際中でした。病気の重篤さを知った彼は、相手の未来を思い一度は別れすら考えたといいます。
しかし、妻は取り乱すことなく「一緒に乗り越えよう」と寄り添い続け、過酷な手術を前に二人は入籍を決断しました。退院後の厳密な食事管理や精神的なサポートを一手に引き受け、献身的に支え続けた妻の存在こそが、彼を絶望の淵から引き戻す最大の力となりました。
奇跡の回復を果たした後、二人の間には2011年に長男、2013年に長女が誕生しました。50歳を迎えてからの子育てということもあり、相島一之の溺愛ぶりは業界内でも有名です。SNSやインタビューでも時折垣間見える「良き父親」としての顔は、病を乗り越えたからこそ噛み締めることができる、かけがえのない幸福そのものです。