愛猫が震えている原因は?命に関わるサインを見抜く救急対処法

愛猫が震えている原因は?命に関わるサインを見抜く救急対処法

愛猫が震えている原因は?命に関わるサインを見抜く救急対処法について分かりやすく解説いたします。専門家の見解をお届けします。

震える愛猫を前にしたとき、飼い主がパニックに陥るのが最も危険だ。現場の獣医師が問診で重視する観察ポイントを網羅した緊急度判断基準を頭に叩き込んでおきたい。

【緊急度:高(直ちに受診が必要)】
・意識が混濁している、または呼びかけに一切応じない
・全身が激しく波打つように痙攣している
・歯茎や舌が紫色(チアノーゼ)あるいは異常に白い
・嘔吐、激しい流涎(よだれ)、失禁を伴っている
・体温が37度未満、あるいは40度以上の高熱がある

【緊急度:中(数時間〜当日中に受診)】
・呼びかけには反応するが、うずくまって動こうとしない
・食欲がなく、排尿・排便が丸一日確認できない
・手足の一部分だけがピクピクと断続的に震え続けている

【緊急度:低(保温して経過観察)】
・室温が低く、暖かい毛布やベッドに潜り込むと震えが止まる
・食欲や好奇心があり、目力もしっかりしている

緊急度が高い場合、無理に抱き起こしたり口に水や薬を流し込んだりしてはならない。誤嚥や窒息の危険が極めて高いからだ。速やかにキャリーケースへ入れ、外からの光や音を遮断するためにバスタオルを被せ、静穏な環境を保ちながら受診の手筈を整えることが鉄則である。

前田 葵
著者

前田 葵

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。