章胤のルーツを語る上で欠かせないのが、実父の存在です。母・冨永愛は2004年、パリ在住の日本人パティシエと結婚し、翌2005年3月に長男である章胤を出産しました。当時、モード界のトップを走り続けていた冨永愛が選んだパートナーは、華美な芸能界の人間ではなく、職人気質の一般男性でした。
しかし、2009年に2人は離婚を発表。当時の報道や本人の著書で明かされた離婚理由は、多忙によるすれ違いと生活拠点のズレでした。世界中を飛び回るトップモデルの過密スケジュールと、パリの厨房で自らの腕を磨くパティシエ。互いに己の道を妥協できなかった結果の別離であり、泥沼の対立ではなく自立した大人同士の選択だったと伝えられています。
そして2026年、冨永家に大きな転機が訪れました。冨永愛が43歳にして、実力派俳優の山本一賢との間に新しい命を授かり第2子を出産したのです。これにより、章胤には21歳差となる「異父兄弟」の弟が誕生しました。成人した長男と新生児という年の離れた家族構成は、家庭内に新たな風を吹き込み、章胤自身も大人として母と幼い弟を温かく見守る頼もしい姿勢を見せています。