茨木市エリアへの転入を検討する際、誰もが直面するのが「阪急茨木市駅」と「JR茨木駅」のどちらを拠点にすべきかという選択です。地図上では近いように見えますが、両駅間は約1.5km離れており、徒歩移動で約18〜20分程度を要します。移動には阪急バスや近鉄バス、自転車の利用が一般的です。
阪急茨木市駅の最大のストロングポイントは、特急を含む全営業列車が停車する点にあります。平日の朝夕ラッシュ時は通勤特急や準特急、日中は特急が頻繁に運行されており、大阪梅田駅までの所要時間は日中特急で約17分、京都河原町駅へも約30分でアクセス可能です。さらに、Osaka Metro堺筋線直通列車(天下茶屋行き)も発着するため、北浜や堺筋本町といった大阪都心のビジネス街へ乗り換えなしで直行できる強みがあります。
一方のJR茨木駅はJR京都線(東海道本線)の快速停車駅であり、新大阪駅まで約8分、大阪駅まで約13分と新幹線利用や梅田(キタ)中心部への純粋な所要時間ではJRが優勢です。ただし、JRの新快速は通過するため、京都方面の長距離移動や本数面では阪急特急の利便性も決して引けを取りません。
「新大阪・神戸方面への新幹線出張やJR沿線への通勤が多い場合はJR茨木駅」、「大阪市内の船場・堺筋線方面や京都中心部(烏丸・河原町)へのアクセス、私鉄ならではの運行安定性を求めるなら阪急茨木市駅」という明確な基準で選択するのが失敗しないセオリーです。