Q1:歯が抜けて出血していますが、夜間救急病院へ連れて行くべきですか?
A1:出血がじわじわと滲む程度で、猫が落ち着いており食欲や呼吸に異変がなければ、清潔なガーゼで優しく止血を試みつつ翌朝一番のかかりつけ医の受診で間に合う場合が一般的です。ただし、「口から鮮血が止まらず流れ出ている」「よだれに大量の血が混ざり泡を吹いている」「口元に触れると叫んで激しく暴れる」といった異常が見られる場合は、迷わず夜間救急動物病院へ連絡し指示を仰いでください。
Q2:すべての歯が抜けてしまったら、ドライフードは二度と食べられませんか?
A2:驚かれるかもしれませんが、全抜歯処置を行っても完全に歯茎が治癒すれば、多くの猫が普段通りドライフードを食べられるようになります。猫はもともと獲物を噛み砕くのではなく、丸呑みして消化する消化器官を持っています。むしろ痛みの温床となっていた腐敗した歯や病巣をすべて取り除くことで、術後劇的に食欲が回復し、活発さを取り戻す猫が大多数を占めます。
Q3:歯磨きをどうしても嫌がって噛みついてくる猫への代替案はありますか?
A3:無理強いして愛猫との信頼関係を破壊したり咬傷事故を起こすのは本末転倒です。歯ブラシが難しい場合は、飲水に混ぜるタイプのデンタルリキッドや、歯周病菌の付着を抑制するラクトフェリン等のサプリメント、動物病院専売のオーラルケアトリーツを併用してください。そして半年に1回程度、動物病院で定期的な口腔内チェックを受け、必要に応じたプロによる処置を検討するのが現実的で賢明な選択です。