Q1:皮膚科で皮脂を抑える薬は保険適用で処方してもらえますか?
A1:単に「顔のテカリを止めたい」という美容目的の場合、保険適用にはなりません。脂漏性皮膚炎や尋常性ざ瘡(ニキビ)と診断された場合に限り、ビタミンB2・B6製剤や抗炎症薬、漢方薬などが保険で処方されます。皮脂分泌を劇的に止めるイソトレチノインやスピロノラクトンは、日本の医療保険制度上、自由診療(全額自己負担)となります。
Q2:市販の皮脂を抑える薬だけで顔のテカリを完全に治すことはできますか?
A2:完全になくすことは極めて困難です。市販のビタミン内服薬は乱れた脂質代謝をサポートする役割であり、皮脂腺の分泌機能を止める効果はありません。ただし、食生活の偏りが原因で皮脂が増えている軽度の方であれば、ビタミンB群の補給や「ライスパワーNo.6」配合の医薬部外品を数か月継続することで、一定の肌質改善効果を体感できる場合はあります。
Q3:皮脂を抑える薬を飲むのをやめたら、また元のギトギト肌にリバウンドしますか?
A3:薬剤の種類によります。イソトレチノインは規定量(積算投与量)を服用し終えると皮脂腺自体が縮小するため、内服終了後も以前のような激しい分泌に戻りにくいとされています。一方、スピロノラクトンは服用中に男性ホルモンをブロックする仕組みのため、服用を中断すると徐々に元の皮脂分泌量へ戻る傾向があります。医師と相談しながら徐々に減量(テーパリング)する計画が重要です。
Q4:イソトレチノインを通販サイトで個人輸入して飲むのは危険ですか?
A4:絶対に避けてください。イソトレチノインは催奇形性、肝機能障害、重度の粘膜乾燥、うつ症状など重大なリスクを伴う薬剤です。定期的な血液検査を行わずに自己判断で服用することは命に関わる健康被害を招く恐れがあります。また、個人輸入薬には偽造品や不純物混入のリスクもあるため、必ず皮膚科・美容皮膚科の医師による診察と管理のもとで使用してください。