大相撲で座布団を投げるのはなぜ?禁止の理由と歴史・罰則を徹底解説

大相撲で座布団を投げるのはなぜ?禁止の理由と歴史・罰則を徹底解説

大相撲で座布団を投げるのはなぜ?禁止の理由と歴史・罰則を徹底解説の疑問点について、最新情報を基に徹底解説します。

座布団にまつわる誤解として頻繁に挙げられるのが、「マス席の座布団は持ち帰ってもよいのか」という疑問です。

結論から申し上げますと、両国国技館などの本場所における「マス席の座布団」は、原則として持ち帰りが可能です。マス席のチケット料金には座布団代が含まれており、場所ごとに異なる特製プリント(本場所の記念ロゴや大相撲文字)が施された座布団は、観戦記念の「お土産」としての性格を持っています。

相撲案内所(通称・お茶屋)や公式ショップ等で流通する同等仕様の公式記念座布団は、1枚あたり約3,500円〜5,000円相当の価値を持つ上質な品です。観戦後は付属のビニール袋等に入れて自宅へ持ち帰り、記念品として愛用することが公式に認められています。

ただし、以下の点には細心の注意が必要です。

  • 2階のイス席や一部の特設シート:備え付けのクッションや施設備品であり、持ち帰りは窃盗罪(刑法235条)に該当します。
  • 地方場所の仕様:福岡場所などで採用されている「2枚連結・4枚連結」の特殊な連座布団は、会場専用の設備として回収されるケースがあります。

「持ち帰ることができる大切な記念品」だからこそ、土俵へ投げ捨てて粗末に扱うのではなく、正しく持ち帰ることこそが粋な好角家(大相撲ファン)の嗜みです。

中村 さくら
著者

中村 さくら

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。