このブームは、ネット上の二次流通市場にも影響を及ぼしている。フリマアプリ「メルカリ」では、110円のダイソー製品が300円〜500円前後で転売され、それでも取引が成立している状況だ。「近くの店舗を3軒回ったが見つからなかった」という声もあり、タイパ(タイムパフォーマンス)を重視する現代人が、交通費や探す手間を省くためにネットで割高な価格で購入しているとみられる。
しかし、こうした熱狂に対して「たかが100円の道具にそこまで固執する必要があるのか」と冷ややかな目を向ける消費者もいる。ネット通販では、より安全性が高く、指を刃に触れさせないガード付きの医療用カッターが数百円程度で手に入るからだ。