兄・たま平に続いて落語界の門を叩いたのが、次男の本名・海老名泰宏(えびな やすひろ)こと林家ぽん平です。1996年生まれのぽん平もまた、兄と同じく目黒学院で学び、ラグビーにも親しむなど文武両道の環境で育ちました。兄の入門や二ツ目昇進、そしてメディアでの躍進を最も近くで見届けてきた弟は、大学生活などを経たのち、自らも落語家として生きる覚悟を固めます。
2026年9月に父・正蔵へ入門し、2026年4月に前座として「ぽん平」の名で楽屋入り。寄席の過酷な雑務や下積みを愚直にこなしたぽん平は、2026年秋に見事二ツ目へと昇進しました。熱血漢で感情を前面に押し出す兄・たま平とは対照的に、ぽん平の高座は非常に端正で落ち着きがあり、丁寧な人物描写と心地よいテンポ感に定評があります。
兄弟弟子という特異な関係でありながら、互いを深くリスペクトし合う関係性は寄席界隈でも温かく見守られています。父・正蔵の芸を間近で吸収しながら、独自の滑稽噺や人情噺に磨きをかけるぽん平の成長スピードは、演芸関係者の間でも熱い視線を集めています。