一方で、SNSや大手掲示板、口コミサイトを調査すると、「基本料金は安いが見積もりに来たら追加整備を大量に提案されて高額になった」「店員の態度が高圧的だった」といったネガティブな声が一定数散見されます。こうした「やばい」という評判の真相はどこにあるのでしょうか。
関係者への取材および現場データから浮かび上がってきたのは、フランチャイズ展開特有の店舗間格差と、整備に対するユーザー側の期待値のズレです。ホリデー車検は全国約200店舗以上を展開していますが、直営店ではなく、地元の民間整備工場(モータース)が看板を掲げて運営している形態が主流です。そのため、接客品質や説明の丁寧さ、設備の清潔感にはどうしても地域差や店舗ごとの個性が出てしまいます。
また、最もトラブルになりやすいのが「追加整備トラブル」です。典型的な事例として、以下のようなすれ違いが挙げられます。
- ユーザーの心理:「チラシに載っていた総額4万円台〜5万円台でそのまま済ませたい」
- 整備士の立場:「安全責任上、ひび割れたベルトや残量2ミリのブレーキパッドを放置して返すわけにはいかない」
整備士がプロの責任として保安基準ギリギリの摩耗部品を指摘した際、ユーザー側が「当初の格安料金から吊り上げられた」と受け取ってしまうケースが摩擦の温床です。立ち会いの場で専門用語を並べられ、十分な検討時間が取れないまま「交換しないと危険です」と言われてサインしてしまい、後から不信感を募らせるパターンがネット上の悪評として書き込まれる構造になっています。