壁面に設置された4K/8Kドローンと、自ら壁にぶら下がりながらカメラを回すクライマー出身の撮影クルー。過酷を極める撮影現場は、それ自体がひとつの冒険だ。スポーツドキュメンタリーとして過去に類を見ない臨場感を生み出すため、特注のリグと超小型高性能カメラが全編にわたって投入された。
風速20メートルを超える強風、突発的な落石、そして刻一刻と変化する日照条件。過酷な現場でクルー自身も滑落の危険と背中合わせになりながら、レンズは登はん者の吐息や指先の震えまで克明に捉え続ける。このリアルさこそが視聴者の心肺数を跳ね上げるのだ。