大きな転機となったのが、レイカーズと交わした大型のNBAフリーエージェント契約である。3年総額5100万ドル(契約当時約73億円)という数字は、世界中のバスケットボールファンと日本のメディアを震撼させた。ワシントン・ウィザーズでのルーキー契約期(年平均約450万〜600万ドル)と比較すると、単年度の年俸ベースで3倍以上に急増した計算になる。
NBAのサラリーキャップ制度は、放映権料の高騰とともに年々膨らみ続けている。八村はその恩恵をダイレクトに受ける形で、自身の評価を契約金へと昇華させた。1試合あたりの出場時間や得点効率、プレーオフでの勝負強さがそのままドル箱の契約へと直結する勝負の世界。レイカーズ フロント陣が提示したこの巨額契約こそ、彼が本物だと証明された証拠と言える。