セルフカットで最も多い失敗の原因は、準備不足とカット前の髪の扱い方にあります。まず大前提として、文房具用のハサミを使うのは絶対に避けてください。刃の噛み合わせが髪専用とは異なるため、断面が潰れて枝毛や意図しないパツッとしたラインの原因になります。ドラッグストアやネット通販で手に入るカット専用ハサミと、梳き率15〜20%程度のすきバサミを用意しましょう。
次に重要なのがベース作りです。濡れた髪は乾くと縮んで短くなるため、前髪カットは「完全にブローして癖を取ったドライ状態」で行います。生え癖がある場合は、一度根本を水で濡らし、ドライヤーの風を左右交互に当てて生えグセをリセットしてからカットに入ります。
カットする範囲を決める「ブロッキング」も仕上がりを左右します。頭頂部から左右の黒目の外側を結んだ「小さな三角形」を取り、それ以外のサイドの髪はクリップでしっかり留めておきましょう。最初から広い範囲を取らず、少なめの毛束から調整していくことが成功への近道です。