既婚者だけでなく、未婚の若年層においても若者の性離れが進む理由には時代特有の価値観が色濃く反映されています。時間対効果(タイパ)や費用対効果(コスパ)を重んじる傾向が強まり、性交渉に伴う感情の摩擦やリスク(妊娠、感染症、人間関係のトラブル)を忌避する心理が働いています。
スマートフォン1台で高品質な動画配信やSNS、ゲームなどのコンテンツを24時間手軽に楽しめる現代において、性的欲求の処理は自慰行為やバーチャルな体験で完結しやすい環境が整いました。恋愛や性交渉にエネルギーを割くよりも、自分の趣味や休息を優先したいと考える層が増加しているのは自然な流れと言えます。