2026年に入り、セブン-イレブンの店頭で最も大きな変化を遂げたのが「行列のデジタル化」だ。かつては深夜からの徹夜組や、路上での混雑が近隣住民とのトラブルに発展するケースが散見された。この課題に対し、一部の都市部店舗ではアプリを活用した事前抽選・デジタル整理券の発行システムが試験導入され、急速に全国へ広がりつつある。
指定された時間帯にのみレジで購入可能となる仕組みにより、路上での長時間の待機は大幅に解消された。しかし、熱狂が収まったわけではない。スマートフォンの画面上で0.1秒を争う「オンライン整理券争奪戦」が繰り広げられることとなり、戦いの場が店頭からデジタル空間へとシフトしたに過ぎないという声も上がる。店員の手間が軽減された一方で、開始数秒で整理券が枠上限に達する「瞬殺」現象が新たなドラマを生んでいる。