チームの強さを測るNPBチーム勝率ランキングにおいて、歴代最高勝率として語り継がれるのは1950年代の南海ホークスや読売ジャイアンツ、1980〜90年代の西武ライオンズ黄金期、そして2010年代の福岡ソフトバンクホークスや近年の阪神・オリックスなどの圧倒的シーズンです。シーズン勝率が7割を超えるような突出したチームには、強力な先発ローテーションと鉄壁のセンターラインという共通項が存在します。
しかし、勝率と密接に関わりながらも独自の動きを見せるのがプロ野球観客動員数ランキングです。球団の事業本部関係者によると、「勝率は動員の強力なブースターだが、それ以上にスタジアムのエンタメ化、ホスピタリティ、地域密着型のファンコミュニティ形成が動員数を下支えしている」と指摘されています。
実際、阪神タイガースや読売ジャイアンツが年間300万人規模の動員を安定して記録する一方、ボールパーク構想を推進した北海道日本ハムファイターズや、演出とファンサービスを進化させた横浜DeNAベイスターズなどは、順位の変動に左右されにくい強固な集客基盤を構築しました。現代のランキングは、単なる勝敗だけでなく「ビジネスモデルの優劣」をも反映する指標となっています。