洗い終わった後の乾燥工程を誤ると、生乾き臭の発生や生地の変形、色あせといったトラブルが直結します。手洗い後の脱水では、洗濯機の高速脱水を使わず、大きめのバスタオルでリュックを包み込み、優しく押して水分を吸い取る「タオルドライ」を丁寧に行ってください。
乾燥時の基本は、風通しの良い場所でのリュック陰干し方法を徹底することです。直射日光に含まれる紫外線は、ナイロン繊維の脆化や退色を急速に進めるため、天日干しは絶対に避けましょう。
干す際は、すべてのポケットのジッパーを全開にし、内部に風が通りやすい状態を作ります。リュックの底面を上にして吊るす「逆さ干し」にすると、底の角やクッションの縫い目に溜まりがちな水分がスムーズに抜け落ち、乾燥時間を大幅に短縮できます。型崩れが心配な場合は、乾いたタオルを中に軽く詰めて形を整えてから干すと美しいフォルムがキープされます。