ここの主役は何と言っても、地下深くから湧き出る独自の天然温泉だ。湯船を満たすのは、まるで濃い紅茶のような琥珀色、あるいは漆黒とも形容できる独特の温泉水。植物由来の有機物「フミン物質」を豊富に含み、肌にまとわりつくようなとろみがある。
実際に湯に浸かると、皮膚が優しくベールで包まれるような感覚に陥る。湯上がりの肌は驚くほどしっとりとし、体温が芯から逃げない。冷え性や疲労回復へのアプローチとして、地元の常連客だけでなく、美容感度の高い都内の若者層がわざわざ足を運ぶのも納得のクオリティだ。屋上の露天風呂からは、九十九里の広大な空が広がり、夜には満天の星空が広がる。