このブームはモノの所有にとどまらず、体験型消費の場へも急速に広がっている。都内のコラボカフェで提供されている「顔だけパンケーキ」や「顔だけドーナツ」は、注文から提供まで数時間待ちとなるほどのフィーバーぶりだ。
お皿の上にドカンと横たわる、まん丸くて黄色いプリンの顔。フォークを入れる瞬間の「かわいそうだけど美味しそう」というジレンマや、ナイフを入れた後のシュールな断面図が、InstagramのリールやYouTube Shortsで格好のコンテンツとなっている。
撮影した動画に「プリンちゃんの顔を切る罪悪感」といったキャプションを添えて投稿するのがお約束となっており、視聴者のコメント欄は常に大盛況だ。見る者の感情を揺さぶるストーリー性が、バイラル(拡散)のサイクルを力強く回している。