経済的に成功を収めた後、彼らはどのように口内環境を立て直したのでしょうか。歯がない芸能人の現在を追うと、多くの芸人が本格的な医療介入を選択しています。
歯を治した芸能人の代表格である錦鯉・長谷川雅紀は、M-1グランプリ制覇後のインプラント治療の経緯について、情報番組やバラエティで克明に明かしています。顎の骨の状態や治療期間を考慮しながら段階的にオペを進め、人工歯根を埋入。治療完了後は「噛み切れる喜び」を噛み締め、以前は丸呑みしていた固形物をしっかりと咀嚼する姿が放送されました。見た目の清潔感が大幅にアップしただけでなく、発音の明瞭さが増したことでナレーションや単独MCなどの仕事の幅を広げる好結果を生んでいます。
また、三四郎・小宮浩信の差し歯ビフォーアフターもファンに強い印象を残しました。長年トレードマークだった「すきっ歯と抜け落ちた前歯」に高品位なセラミック歯が入ったことで、ビジュアルは劇的に垢抜けました。当初は「歯が入ると面白くなくなるのではないか」という周囲の懸念もありましたが、持ち前の自虐的な愚痴漫才やシャープなツッコミは健在であり、外見の変化が芸人としての評価を損なうことは一切ありませんでした。
一方で、高収入を得ても即座に治療が進まないケースも存在します。重度の虫歯や歯周病を長期間放置していた場合、顎の骨が痩せ細って骨造成手術(GBR法など)を伴うため、治療完了までに1年半から2年以上の歳月を要することが珍しくありません。多忙を極める売れっ子スケジュールの中で毎週のように通院時間を確保することは難しく、段階的な処置にとどまっているのが実情です。