「ぬるぽ」の直接の由来は、プログラミング言語で頻出するエラーメッセージの略称だ。「ガッ」はその発言者に対して頭を殴るアクションを意味する。この組み合わせは2000年代初頭の掲示板文化から爆発的に広まった。元々はシステム開発現場での悲鳴を自虐的なジョークに昇華させた発言に過ぎない。しかし、その語感の妙とテンポの良さがユーザーの心をとらえた。
誰かが「ぬるぽ」と書き込むと、他のユーザーが「ガッ」と叩く。理由などない。ただ条件反射として成立する。この即答文化は、代表的なネットスラングとして今なおウェブの歴史に深く刻まれている。ネット上の文脈を知らない者から見れば奇怪千万な現象だが、コミュニティの一体感を生み出す魔法の掛け声でもあったのだ。