牡蠣にあたった?軽い症状の見分け方と潜伏期間・正しい自宅療養法

牡蠣にあたった?軽い症状の見分け方と潜伏期間・正しい自宅療養法

牡蠣にあたった?軽い症状の見分け方と潜伏期間・正しい自宅療養法についての真相をご紹介します。

Q1:牡蠣を食べて翌朝から微熱と胃のムカムカがあります。会社や学校は休むべきですか?
A1:軽症であってもノロウイルスなどの感染性胃腸炎である可能性が高く、出勤・登校によって二次感染を広げるリスクがあります。特に食品を扱う職業や医療・介護・教育関係に従事している場合は、症状がある間の出勤自粛が求められます。一般のオフィスワークであっても、下痢や嘔吐などの急性期症状が治まるまでは自宅で療養し、周囲への配慮を優先するのが賢明です。

Q2:加熱用と生食用の牡蠣の違いは何ですか?加熱用を生で食べたら軽症で済みますか?
A2:生食用と加熱用の違いは「鮮度」ではなく「採取された海域の衛生基準」と「浄化処理の有無」です。加熱用牡蠣はプランクトンが豊富でウイルスや細菌を取り込みやすい沿岸海域で獲れるため、中心部まで十分に加熱(85〜90℃で90秒以上)して食べる前提で出荷されています。加熱用を生や半生で食べると、大量のウイルスや細菌を直接摂取することになり、軽症どころか劇症化するリスクが極めて高いため絶対に避けてください。

Q3:市販の胃腸薬やビオフェルミンなどの整腸剤は飲んでも問題ありませんか?
A3:乳酸菌やビフィズス菌を主成分とする整腸剤(ビオフェルミンなど)は、乱れた腸内細菌叢のバランスを整えるサポートをするため、服用しても問題ありません。また、過剰な胃酸分泌を抑える胃薬なども医師や薬剤師に相談の上であれば使用可能です。ただし、前述の通り「下痢そのものをピタリと止める成分(止瀉成分)」が含まれた市販薬はウイルスの体外排出を遅らせるため避けてください。

阿部 裕樹
著者

阿部 裕樹

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。