英語配列(US配列)と日本語配列(JIS配列)を比較した際、まず視覚的に最も分かりやすいのが英語配列のスペースバーとEnterキーの形状です。日本語配列のEnterキーは縦に長い逆L字型をしていますが、英語配列ではスリムな横一文字の長方形(1段分の高さ)になっています。これにより、右手の小指を外側へ大きく伸ばすことなく、わずかな指の移動だけで打鍵が可能です。
下段のスペースバーも、日本語配列では「無変換」「変換」「カタカナ/ひらがな」といった日本語制御キーに挟まれて横幅が短くなりがちですが、英語配列では無駄なキーが一切排除され、約2倍の横幅が確保されています。左右どちらの親指でも自然にホームポジションを崩さず打鍵できる構造は、タイピング時の手首の負担を物理的に軽減します。
さらに実用上の差となるのが、英語配列と日本語配列の違いにおける記号の並び順です。例えば、引用符であるシングルクォーテーション(')とダブルクォーテーション(")は、英語配列では同じキーの「単打」と「Shift+打鍵」にまとめられています。対して日本語配列では、7キーの上と:キーの横にバラバラに割り振られており、規則性の面で英語配列の方が直感的な設計になっています。