野鳥観察の現場で最も多くの人が頭を悩ませるのが、「カルガモ」と「マガモのメス」の識別です。どちらも全体的に茶色く、ぱっと見では非常によく似ています。
プロが見分ける際のチェックリストは以下の3点です。
1. くちばしの先をチェック: 全体が黒くて先端だけ黄色ならカルガモ。全体がオレンジ色っぽく中心が黒っぽいならマガモのメス。
2. 顔の模様: 目を通るくっきりした黒い帯(過眼線)と、頬にもう一本の線があればカルガモ。マガモのメスは顔全体が比較的プレーンで、目元のラインもマイルドです。
3. 飛翔時の翼鏡(よくきょう): 翼を開いたときに見える金属光沢のある羽の色。カルガモは青緑色から紫色の光沢があり、上下の白帯が細いのが特徴。マガモは美しい鮮青色で、はっきりとした太い白帯が上下を挟みます。