男が表舞台に現れたとき、その背後には宗教法人鳳凰会という独特の庇護と巨大な影が存在していた。信仰の場としての顔を持ちながらも、その実態は政財界や芸能界の著名人らが複雑に絡み合う不可解なサロンのようでもあった。宗教界という特異な領域に足をかけながら、彼はどのようにして華やかなメディアの表舞台へと這い上がったのか。
当時の目撃証言によれば、彼の周囲には常に高額な骨董品や豪華な装飾品が溢れ、怪しげな熱気が立ち込めていたという。宗教法人という制度的背景を巧みに活用しつつ、芸能界の人間関係の中に自らの影響力を急速に拡大させていったプロセスは、まさに時代のあだ花と呼ぶにふさわしい異様さを放っていた。