「同じ」のチョンチョン記号(〃)の正式名称は?出し方と履歴書マナー

「同じ」のチョンチョン記号(〃)の正式名称は?出し方と履歴書マナー

「同じ」のチョンチョン記号(〃)の正式名称は?出し方と履歴書マナーの基礎知識と応用に迫る! わかりやすい言葉でまとめました。

普段私たちが口頭で「チョンチョン」と呼んでいる記号「〃」には、言語学および印刷業界において明確に定義された名前が存在します。同じ記号の正式名称は、カタカナの「ノ」を斜めに二つ並べた形状から名付けられた「ノノ字点(ののじてん)」、あるいは文字通り上の項目と同じであることを示す「同上符(どうじょうふ)」と呼ばれます。 JIS規格(日本産業規格)の文字コード体系「JIS X 0208」においても「同上符号」として規定されており、辞書や用字用語の手引書では〃記号の読み方と意味について「どうじょう」「おなじ」と表記されています。 この記号のルーツを辿ると、日本の伝統的な筆記文化と西欧の印刷文化の合流点に行き着きます。古来の日本には、同じ漢字や仮名を連続させる際に使う「踊り字(おどりじ)」の体系が存在していました。江戸期から明治期にかけて帳簿作成が盛んになる中、英語圏で「同様・前記と同じ」を指すditto mark(ディト・マーク:イタリア語のdetto『言われたこと』が語源)の概念が流入。日本の縦書き文書の書式と親和性が高かったことから、二つの点を打つ表記法が帳簿整理の手法として定着したとされています。

中川 明日香
著者

中川 明日香

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。