波物語2021には、国内のヒップホップシーンを代表するトップアーティストが多数集結していました。ラインナップの豪華さが仇となり、出演者たちもまた騒動の渦中に巻き込まれることになります。
主な出演者一覧には、シーンの重鎮であるZeebraをはじめ、AK-69、BAD HOP、Awich、Creepy Nuts(DJ松永)、ANARCHY、LEX、MC TYSON、¥ellow Bucksなど、当時の音楽シーンを牽引していた錚々たる顔ぶれが並んでいました。
ステージ上から観客のノーマスクや歓声を目の当たりにしながらパフォーマンスを続けたことに対し、世間からの批判の矛先はアーティスト個人にも向けられました。これを受け、フェス終了直後から出演者が次々と自身のSNS上で謝罪コメントを発表する事態へと発展しました。
特にヒップホップ界を牽引してきたZeebraは、「フェスのオーガナイズに関わっていたわけではないが、出演者の一人として現場の状況を止められなかった責任を痛感している」と深く陳謝。現場のあまりの荒れ模様に危機感を抱きながらも、契約や進行の都合で演奏を中止できなかったアーティスト側の葛藤と、事前の感染対策への確認不足に対する猛省が浮き彫りとなりました。