海外セレブリティの着こなしは、いつの時代もスウェットの可能性を押し広げてきた。その筆頭がヘイリー・ビーバーだ。彼女はボリューミーなスウェットパンツに、オーバーサイズのレザージャケットやトレンチコートを羽織り、大ぶりのゴールドジュエリーを効かせるスタイルを確立。スポーティとラグジュアリーを大胆に融合させる手法は、世界中のストリートで模倣されている。
また、ストリートウェアの歴史を塗り替えたカニエ・ウェストの影響も見逃せない。彼が提示した独特のアースカラーやドロップクロッチのシルエットは、スウェット=運動着という固定観念を根底から覆した。カルチャーを纏う感覚でシルエットと色調をコントロールすることが、今っぽい空気感を引き寄せる近道となる。