「ぶつけてないのに青あざ」は病気の予兆?危険サインと受診の真相

「ぶつけてないのに青あざ」は病気の予兆?危険サインと受診の真相

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Q1:太ももやふくらはぎに、気づかないうちにできる青あざは病気ですか?
A1:下肢は重力の影響で静脈圧が高く、立ち仕事や歩行時の毛細血管への負荷が大きいため、健康な女性でも微小な出血による良性の青あざ(単純性紫斑)ができやすい部位です。1〜2個程度で数日から10日前後で黄色く退色していくなら過度な心配はいりません。ただし、左右の脚全体に無数のあざが同時に出現したり、押しても色が消えない赤い点々が混ざっている場合は、血小板減少症などの疑いがあるため血液検査を受けてください。

Q2:あざが黄色や茶色に変色してきたら、治っている証拠ですか?
A2:はい、治癒の正常なプロセスです。皮下に漏れ出た血液中のヘモグロビンは、組織内で酸化・分解される過程で「赤紫(ヘモグロビン)」→「青紫」→「緑〜黄色(ビリベルジン・ビリルビン)」→「茶色(ヘモジデリン)」へと色が変化し、最終的にマクロファージに貪食されて消失します。黄色みを帯びて薄くなっている場合は、出血がすでに止まり吸収段階に入っているサインです。

Q3:市販の湿布や塗り薬であざを早く消すことはできますか?
A3:打ち身によるあざであれば、ヘパリン類似物質配合の外用薬や血行促進作用のある塗り薬が皮下出血の吸収を早める助けになります。しかし、ぶつけていないのにできるあざに対して湿布を貼っても根本解決にはなりません。万が一、血液疾患による出血傾向が原因だった場合、薬剤で皮膚を刺激して接触皮膚炎(かぶれ)を併発させ、症状を複雑化させる恐れがあります。原因が突き止められるまでは自己流の投薬は避けてください。

松本 悠斗
著者

松本 悠斗

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。